歯の健康は、こんなに大事!
年齢を重ねてからも健康でいるためには 「自分の歯で食べられること」が大切。 というのも、自分の歯でよくかむことには、 たくさんの効用があるからです。

01目標は「80歳で自分の歯を20本以上残す」こと

1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会では「80歳になっても20本以上自分の歯を残そう」と
呼びかけています。なぜなら、自分の歯が20本以上あれば、ほとんどの物をおいしく食べられるから。
そして、自分の歯でしっかりとかんで食べることは、食生活の充実だけではなく、健康の向上も助けてくれます。

02よくかむことには、こんな力が!

子どもの頃、「よくかんで食べなさい」と注意されたことはありませんか?
これ、本当に大事なんです。なぜなら、かむことにはこんな効用があるからです。

かむことの効用。1消化を助ける。2唾液の分泌がよくなる。3あごを強くし、顔形の正しい発育を促す。4脳の動きを活発にする。5食材の異物を発見し、排出する。

3健康に欠かせない、唾液の存在

よくかんで食べると、唾液がしっかり出ます。
この唾液こそ、あなたのお口と体の健康を守ってくれる心強い存在。
唾液にはこんな働きがあります。

唾液の働き。1口の中の粘膜にうるおいを与え、喋ったり食べたりするときに口の中が傷つかないようにする。2食べ物の消化吸収を助ける。3かみくだいた食べ物をまとめ、食べ物を飲み込みやすくする。4抗菌作用によって、体を守る。5唾液腺ホルモンの分泌により、子どもでは発育促進、大人では老化防止につながる。6口の中の汚れを洗い流す

4大切なのは歯みがき習慣

このように、自分の歯でかむことで唾液がしっかりと出て、
栄養の吸収を助けたり、あなたの体をさまざまな菌から守って
くれたりします。しっかりとかめる健康な歯をつくるための
基本が、毎日の歯みがきにあることは言うまでもありません。
歯の芽ができるおなかの赤ちゃんのときから、
一生涯を通じてオーラルケアを心がけましょう。

1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会では「80歳になっても20本以上自分の歯を残そう」と呼びかけています。
なぜなら、自分の歯が20本以上あれば、ほとんどの物をおいしく食べられるから。そして、自分の歯でしっかりとかんで食べることは、食生活の充実だけではなく、健康の向上も助けてくれます。

子どもの頃、「よくかんで食べなさい」と注意されたことはありませんか?これ、本当に大事なんです。
なぜなら、かむことにはこんな効用があるからです。

よくかんで食べると、唾液がしっかり出ます。この唾液こそ、あなたのお口と体の健康を
守ってくれる
心強い存在。
唾液にはこんな
働きがあります。

このように、自分の歯でかむことで唾液がしっかりと出て、栄養の吸収を助けたり、あなたの体をさまざまな菌から守ってくれたりします。

しっかりとかめる
健康な歯をつくる
ための基本が、
毎日の歯みがきに
あることは言うま
でもありません。

歯の芽ができるおなかの赤ちゃんのときから、一生涯を通じてオーラルケアを心がけましょう。

出典:一般財団法人 サンスター財団「お口の健康ブック」